"This is nothing but sand. They gonna grow anything here."

(砂しかないこんな土地じゃ、何も育たねぇよ。)

"They gonna make it."

(きっとできるさ。)

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【あらすじ】

ワイアット(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、コカインの密輸により大金を得、L.A.からニューオーリンズまでマルティグラ(謝肉祭)を目指して旅に出る。道中で出会った弁護士のジョージ(ジャック・ニコルソン)も旅に加わるが、自由に生きる3人にアメリカの過酷な現実が襲い掛かるのであった。

 

時代背景はよく知りませんが、60~70sに製作された、反体制的なジャンルの映画を"New Hollywood"と呼ぶそうです。"イージーライダー"もそんな"New Hollywood"代表作の一つだそうな。

 

ジャック・ニコルソンが出てますよ!!!!!!!

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若い!!!!!!!!!かっこいい!!!!

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かっこいい・・・・?

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やっぱりいつものジャックでした。

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登場3分ですでに顔芸全開。さすがジャックだぜ!!!

この映画を観て、改めてジャック・ニコルソンが大御所なんだなぁって思い知らされました。「変顔おじさん」の印象が強かったです。ごめんなさい。

 

変顔はおいといて、この映画はちゃんとした社会派の映画ですよ!

テーマは"自由"です。自由の象徴たる3人と、社会(束縛)の象徴たる市民たち。2つの立場の衝突が劇中さまざまなシーンに散りばめられています。

 

人間の自由に関する考えが、中盤におけるジョージの台詞を通して明かされます。この台詞にこの映画のすべてが詰まっているといっても過言では。(台詞は書きません。)

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40年前の映画ですから、20代の私が当時の人々の思想を推し量るには知識が足りませんでした・・・。ただ、自己表現・新しいものの受け入れ、自由でいることなどに関しては、40年前よりも飛躍的に考え方が進歩しているのではないかと思います。

そんな現代的思想ができたのは、作中でいうと3人のような、自由になることを恐れず挑戦したり、体制と闘った人たちの功績なのかなぁ・・・とも思いました。

 

冒頭に書いた台詞は、作中序盤におけるワイアットビリーの台詞です。

2人は、都会から離れてコミュニティを形成し、独自に(自由に)生きる若者たちの村を訪れました。その村では食糧問題が深刻ですが、皆かすかな希望を持って生きているように見えます。

 

そこでビリー「こんな乾燥した土地じゃ食物もつくれねぇよ。」と、作物の種を撒く村人たちを馬鹿にしますが、ワイアット「できるさ。きっと育つ。」とつぶやきます。

 

観てるときには「あー大変な生活してんな。」としか思いませんでしたが、今振り返ってみると"撒いた種(自由の種)は、希望を持ち続ければいつか実を結ぶはずだ"というメッセージが込められたシーンだったのではないかと思いました。

 

それはこの後のシーンにも表現されていると考えています。種まきのあと、食事を前にした村人のお祈りシーンになるのですがその言葉は以下の通りです。

 

「種をまきました。我らの努力が実り、ささやかな食物が生み出されますように。努力が報いられますように。外から求めた食物を、仲間と分かち合い、外部の人にも分けられますように。」

 

食物⇒自由 と変換すると上記の考え方もあながち間違いじゃないのかもな。と思います。

 

もし、私たちの自由が侵害されるような日が来たなら、どうすればよいのだろうか。と考えさせられる映画でした!おすすめです!